Residence | 23.09
敷地は南東向き、約100坪の角地。閑静な住宅街の中、建物とガレージの二つのスクエア型のボリュームにより堅牢な建築を目指しました。
プランは余白を残しながらゆったりと暮らせるような平面計画としています。
LDKは、ブラックウォールナットの床と質感のあるジョリパットの壁を採用。リビングは梁を現しに、ダイニングは平天井とすることで空間に緩急をつけています。和の空間や家具が持つ柔らかさを引き締めるため、ダイニングの照明やキッチンは硬質な素材感を持つものを採用。また、天井高を3.2mとし、玄関ホールからのアプローチにガラス戸を使用することで、開放感と透明感、硬質な素材感が和とのコントラストを作り出しています。
南西に向けて大きく取った開口からは、先に広がる庭の四季折々の情景を印象的に演出しています。