Residence | 24.09
敷地は、近くに大型の商業施設と逢谷内インターのある住宅街。
前面道路より450mm上がった宅地に対して、なるべく全面道路側に対するヴォリュームを出さないため、壁を斜めにすることで圧迫感を抑えています。
斜めの壁は、外観的な要素が大きいですが、内部にも影響させることで空間に奥行きを出し、アクセントとしても機能させました。
お施主様からの大きな要望は、「観葉植物を育てる空間」と「広いLDK」の二つ。植物を育てる空間は、玄関の土間を広げることで確保しました。また、上部をグレーチングとすることで十分に陽光を取り入れ、生活空間の中で植物が育てやすいよう配慮しています。LDKは、玄関土間とLDKの境界をフラットに構成することで玄関もLDKの一部とし、限られた空間で広さを確保しました。
L型の交差部に位置する造作キッチンを中心とした、アクティブな空間構成としています。